仁和寺からのお知らせ
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19/11/13

尾中康宏 現代アート展『1000 枚の千手観音』のお知らせ

onakayasuhiro

観音堂特別内拝・記念展示 尾中康宏 Onaka Yasuhiro 現代アート展
『1000 枚の千手観音』開催について

■観音堂落慶法要 
特別内拝 重要文化財 仁和寺観音堂は 373 年来初の解体修理を終え、令和元年 5 月 15 日に落慶を迎えました。 当初11 月 24 日までの期間を特別内拝期間とさだめておりましたが、多くの方々に拝観頂き、この度、12月8日(日)までの会期延長となりました。また、堂内に描かれている障壁画と合わせて観音堂本尊の千手観音並びに、28 部衆が一堂に公開中です。

■プロフィール
尾中康宏 兵庫県豊岡市出石町出身。名古屋市在住。幼い頃からただひたすらに「人」の絵を描き続けてきました。 数年前から毎日千手観音の絵を描くようになり、名古屋や岐阜のお寺でも千手観音展を行っています。

■「千手観音を描き始めた背景と特徴」
千手観音の千の手は、どのような衆生をも漏らさず救済しようとする観音の慈悲と力の広大さの表現です。 私にとって慈悲とは人の個性を認めるということと考えています。多様な個性が認められる世の中であって 欲しいという願いから、千手観音を通して「様々な個性」を表現したいと考えるようになりました。
昔、ある映像監督の方から絵について、「作品は圧倒的なサイズか、量が大切」と 言われた言葉が強く印象に残っていました。そこで当時狭いアトリエでしたので 〝小さな量〟を選択し、日々積み上げることで〝圧倒的なサイズ〟になりました。 今日までで 2,200 枚の作品を描きました。

■「仁和寺とのきっかけ」
仁和寺の観音電車のニュースを拝見したところ、天井に無数の千手観音の手が広がっている中刷り広告を見て、 千手観音に対する私のリスペクトと共に非常に興味がわきました。 詳細を調べると、世界遺産仁和寺の観音堂が 373 年来初の公開を行っていることを知り、毎晩千手観音を 描いている私は居ても立っても居られず、私の制作背景と意匠をお伝えしたところ、千枚の作品を展示する 「1000 枚の千手観音」展を開催する運びとなりましたのでお知らせいたします。また、観音堂の会期延長に併せて本展覧会も当初の11月24日から12月8日(日)まで会期を延長する運びとなりました。